映画のこと。
いろんな所に書き溜めていた分をまとめたので見た順番バラバラです。ずいぶん前のものばかりで、地上波すら済んでるものもありますが、それはそれ。内容の無い内容なんですが、自分の覚書用に。作品自体は鑑賞以後見直してないので映画館に見に行った時の雑感のまま挙げます。内訳は下記の分。
アントマンとかキングスマンは最近のなので下方に綴っています。
そして父になる
東ベルリンからきた女
チョコレートドーナツ
るろうに剣心
ジゴロ・イン・ニューヨーク
シェフ〜三ツ星フードトラック
はじまりのうた
アメリカンスナイパー
6才のボクが大人になるまで
くちびるに歌を
繕い裁つ人
アントマン
キングスマン
2015-10-3 01:19
1002
『そして父になる』
父親っていうよりただのF山氏であれど、エリート街道で育った父親感のない父親としてはしっくり来た。生みの親より育ての親が大切。子供がいれば親になるのではなく、子供にとっての親になるには向き合わないといけない。
『東ベルリンからきた女』
ベルリンの壁があった頃の時代設定。壁に隔たれた恋人、厳しい監視、脱出計画…手に汗握る設定ではありますが、とても静かでした。熊さん(西側の診療所の医者を指す)のラブコールをスルーっぷり。最終手段に手術には君が必要なんだ!とバルバラを引き止めるためにあの手この手で言いくるめようとしはしましたが出来ず、でも、居なくても手術をちゃんと終えているあたりはヘタレであれど医者。脱出計画をおじゃんにして診療所に戻ってきたバルバラさんの「帰ってきましたが、何か?」のドヤ顔と熊さんのOh…という声が聞こえそうな幕引きは何だかほっこりしました。
『チョコレートドーナツ』
理不尽さに悔しくて泣いた。ゲイカップルが障害者の子供を育てる話だったのですが、その二人がどれだけ愛情をもって一緒に生きていく思いがあっても、実の親の親権の前にはどうにも出来なかったその事が悔しくて泣いた。結局育児放棄で子どもが亡くなってしまうラストが辛い。今より少し前の時代背景だったらしいので、多分今ならばもう少し違う結末あるんだろうな、と思うが、辛いが良い作品でした。男性の中の母性が優しくてね。同性婚も認められ始めている近年に生きて欲しい。
『るろうに剣心 京都大火編 伝説の最期編』
健くんの剣さん、江口さんの斎藤さん、神木くんの宗次郎がしっくりきていて良かったです。最期編だっけな?主人公斎藤さんかと思う位主役の遅刻っぷり。あとヒロイン枠がどちらかというとめぐみさんだったようなもありましたが、殺陣もろもろアクションに見栄えがあったので実写映画としては満足です。健剣心はそれはそれとして原作と違えど、新たな剣さんを生み出していました。期待と不安の推しメンだった鎌足さんが存在消してたのがちょっと切ないけど、十本刀それぞれ確立してたら時間たりませんわな。
『ジゴロ・イン・ニューヨーク』
「ピスタチ男(ドヤァァ)」と女の人が言ったシーンが印象に残っています。ジゴロさんに偲ぶ女性が出来たことを祝福してくれた女性もいい女です。男娼がメインでユダヤ教のくだりはありましたが(その辺の戒律が分からないのでちょっと残念なんですが)重くない感じの、ユーモアも感じる映画でした。予告でグイグイくるマダム勢の中、肌に触れられることに禁忌すら感じ涙する女性の背中をゆっくりと撫でるシーン見て見に行きたくなった作品。
『シェフ〜三つ星フードトラックはじめました〜』
親子かわいい。こう、男親と子どもがじわじわ距離を縮めて最終的に口には出さなくともお父さんのこと尊敬しちゃう子供がいるストーリーによわい。冒頭で躍起になっていた、ブロガー対策。三ツ星、とか、個人的に口コミ系の評価の高低でものを選ぶのあまり好きじゃないのです。趣向を操作されているみたいで。でも作る側としては名誉だろいうなーって思いはするんですけどね。綺麗な盛り付けとかより、親子で旅するサンドイッチや家で適当に作っていた料理の方が断然美味しそうでした。
『はじまりのうた』
これも上記の同様距離感のあった親子が近づいて行く姿がありました。またしても。失意から始まる二人が出会って最後は凄く輝いてた。魅力的だったのは歌を収録するのにいろんなものをかき集めて、ときには逃げ回って、でも作りたい物を作ってるんだ、というプリミティブな活気が溢れてました。曲を作り上げる姿はなんだか夢がたくさん詰まっていて見てる分にも楽しいな、って思えます。
『アメリカンスナイパー』
実話を基にしたお話のようです。これは作品内容というよりは二次の話になりますが、この映画をみていると00の刹那やニールはこんな思いで生きてるのかな、という思いを抱きました。子供も使い捨ての兵器のように扱う紛争の世界、そんな子供にまで照準を合わせなければいけない狙撃手。00の世界への見解が一層深まりました。
『6才のボクが大人になるまで』
6才の子どもが18才の大学生になるまで、同じキャストで撮り続けたというその過程に感嘆する。内容はとりたてて劇的なことのあるような内容ではないのです。ホームビデオの綺麗版みたいで。でも時間の経過を感じる、体格の変化、どんどん丸みが取れるボク、老いる親、電子機器のめまぐるしい変化。人の成長が凝縮されている貴重な映像です。
『くちびるに歌を』
綺麗な五島列島。2月あたりの雑記にありますが、長崎の五島にいってきたのですが、嵐の吹きすさぶ中でしたがらね。そんな貴方に綺麗な五島はこちらに、と教えてもらったのがこの映画。私達の知らない綺麗な海がありました。といっても、嵐の五島もレアな景色で楽しめましたが。あと、島の幼馴染って独特の距離感ありますよね。偏見かもしれませんが、甘酢っぺぇ。島と幼馴染との絶妙な関係というと蒼穹のファフナー。そろそろEXODAS二期始まります。っとここで主張すんなやって話ですよね。
『繕い裁つ人』
原作漫画途中まで読んでる状態でみに行きましたが、原作無しでも見ることのできる内容でした。仕立て屋のさんの話です。藤井さんが見違えるくらいスポーツマン精神を持ち合わせたようなアグレッシブな営業さんになっていて「これは映画版藤井さん」と唱えていました。洋服を仕立て直すことはその人の歴史を継ぐことも断つことも出来る、その過程は好きです。全体的に静かに、寡黙な映画ではありますが、やっぱり漫画の方が好きだな、と思ってしまいました。おじいさんのスーツをしたて直したとき、柄の目が綺麗に合わさった映像はきれいでした。あわよくばもうちょっと仕立てをする映像を入れて欲しかったし、服に対するこだわりを表して欲しかった。
『アントマン』
可愛かった!アベンジャーズ?あの辺りの映画をとリンクした作品だったんですかね?他の作品見てないのでちょいちょい出てくる過ごそうな人たちは分からなかったのですが、父ちゃんが娘にとってのヒーローになろうとしている姿素敵。でも娘ちゃんの中では最初っからパパはヒーローだったのでもう、親子かわいい。ちょっと虎徹おじさんと楓ちゃんがよぎりました。凄く壮絶な戦いをしているのにスーツケースの中なうえプールに水ぽちゃっていうシュールな流れ。聞きしに迫るトーマス先輩の強襲(おもちゃのレール)、全体的に1.5cmの世界の戦いってところがシュールでコミカル。
『キングスマン』
だめ、紳士素敵すぎて辛い。もともと誤認識でスーツの仕立て屋の話と思って、あとなんでそれでR15+なのかなーというくらいに思いながら見に行って、開始数分で、「あ、これなんか違う」とたどり着きました。たどり着いたというかそれ突き抜けて紳士でアクションの見応え十分です。あとパグかわいい。弟子のキングスマンスタイルが育ての師に似ていて、意思を受け継いだんだなーって思えるのが良い。あとマーリンさんが終わりになるにつれ癒しキャラになっていました。ハゲのおっさんなのに。これは自分の銃だからやらんよ、ってのやってるのが可愛い。軽快に頭ボーンと吹っ飛ぶは人体スパッと切れるわ色々グロッキーなんですが、最終的に下世話な感じて締めて重くないのでいいですね。設定内容がそんなに難しく無いから余計見やすかったです。ガゼルさん美人。
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