家康と三成(誤)

某学問の神のお宮宝物殿にて催されている『イノセ/ント・ワ/ールド』を見てきました。作品数自体は数点だけなのですが、エリアの壁面に展開されていた「陽のあたる場所」と添付のポスターにもなっている「一瞬の永遠」という一双の屏風に心奪われました。
「陽の」は静かな世界にも小さな生き物があちらこちらで息づいている様が心をくすぐり、色合いも安らぎを覚えます。どこかし動いているんじゃないのかな、と思えるくらい水辺の生き物が自然で可愛い。
「一瞬」への第一印象は冒頭参照。ポスターを見つけた瞬間「なんだ、関ヶ原じゃないか。よし見に行こう」という原動力が非常に残念でしたが、それをさておいても素敵な作品でした。一双だからこそ二つ揃っていなきゃいけないっていう危うさと、静謐な世界が綺麗。

二期に渡って作品の入れ替わりがあるとのことなので、次の時もまた行きたいです。