2011-1-16 03:26
六角メガネ
自分が将来、どんな仕事をしたいのか、どんな大人に成りたいのかなんて、ちゃんと考えたことなかった。
だってそれは、何の現実味も無い、夢、だったから。
僕に夢なんてありません。あるのは現実だけです。
現実を、どう乗り切るのかだけが、僕の生きるテーマ。
やりたいことなんて、実際は100分の1も出来やしない。
僕の希望が通るなんてことも、そうそうない。
だから、僕は現実を生きる。
夢を見たければ勝手にしろ。
そんなのは現実から目を背けたやつがすることだ。
残念、はずれ。
夢のない人間が、現実を生きていけるのか。
夢の無い人生の、どこが楽しいのか。
夢を見たことがない人間はいない。
でも夢はあまりにも遠すぎて、向き合うことがただただ嫌だった。
そしていつしか、考えることすら、止めてしまった。
だって、向き合うより、諦める方が簡単でしょ??
怖いんだ。
夢を口にすることが怖い。
夢を考えることすら怖い。
怖くてしばらく考えてなかったら、夢の考え方を、忘れてしまったよ。
つづく。