疲れなんて知らない。


悔しい、情けない、恥ずかしい。

「ヘタクソ」と言われた当時を、深く、思い出した。


それがバネに変わるのは、本当に先生が真剣で、一生懸命だからだ。


沢山の楽器を吹けたところで、そんなもの何の役にも立たない。

まぁ、いないよりはマシ程度。


僕が本当に立つべき場所は、ユーホの椅子か、指揮台の上か。

少なくともそれ以上にする必要は、もう無いんだと、いい意味で思える。


これは、アルスにも伝えよう。



僕は本当に本当はトランペットでもホルンでもチューバでもトロンボーンでもクラリネットでもフルートでもサックスでもドラムでもなくて、

ユーフォニアムが好きで、うまくなりたいです。



先生、ありがとう。