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ブライダル


僕はまだ、希望を持っている。
自分の人生に、可能性を感じている。
言葉ではそんなことないって、言うんだけど、そう言ってから悲しくなるのは、そんなのが本当は嫌だからだ。


一度華やかなものに触れてしまうと、中毒みたいにもっと欲しくなって、無い状態の時はひどく虚しくさせる。

お金に似てるのかもしれない。
生きていく上での満足感というか、充実感というのが、華やかさにはあるのだと思う。


いくらあっても、足りないのに。
全然なくても、知らなければ、欲しないのに。


残念なことに、そういうものが身近にあった時期が僕にはあって、その時の思い出が、なかなか忘れられない。僕はもう、全然違う世界で生きているのに、うまく切り替えられない。

本当の自分は結構な田舎者で、もともとちょっと大きな建物とか、賑わう街並みとかにいちいち興奮して、目がキラキラしてしまうタイプなのだ。

そのくせ人混みはそこまで得意じゃ無いし、自然がとても好き。どっからどう見ても都会向きじゃない。

そう、僕はシティボーイにはなれないのです。残念。


今の僕を支えているのは、なぜか努力もしないのに次から次へと湧いてくる仕事と、ほんの少しのクリエイティビティだ。


そして仕事をしながら時々思う。僕はこの状態以上にはなれないんだ、と。


それでも僕は、希望を捨てられないのです。おかしなことに。

もしかしたら、若さのせいかなとも思ったけれど、アラサーと言われても何も言えない歳になろうとしていることを思い出して、歳のせいには出来ないことを痛感する。


嫌じゃないけど、ちょっとだけ胸が苦しくなる。


うん。読んでくれて、ありがとうございます。

ゴールド免許になりました。

僕の行動、思考は基本的に外的要因の影響がすごい。

自分から何かやろうとか本当に思えないし、実際できてない。

とにかく自分に甘い。誰かいないと僕はただ息をしているだけでも疲れてしまいそうだ。 

だから最近、と言ってもここ数年、恐ろしく僕の思考能力が低下している件について、全く同じ理論が当てはまることに気づいた。

今の僕に頼る人間はもちろんいないし、悩みを打ち明けてくれる人、無駄話をする人ですら、極端に少なくなったし、濃度も全然低い。 

つくづく自分のことがどうでもいい僕にこの環境は、行動力思考力だけじゃなくて情動そのものを奪っていく。

いや、これが本来の僕なのか。そのままの僕なのか。

だとすれば、あの頃の僕は恵まれていたんだな。
恵まれて、そのことに気づかずに、当たり前のように過ごしてたんだな。

ああ、書くことからも離れていたから、そんなことにも気づけなかった。 
かといってこんな文章、だれに打っているでもないから、そう長くは続かない。

ただ、このことをここに残す力が残ってたことは、ほんの少し、希望だよ。


この文を読んでくれたあなたはきっと僕のことなんて何一つ知らないのでしょう。
それでも読んでくれて、ありがとう。

文章とは読まれるためにあるものね。

「さよならのかわりに記憶を消した」

あなたと過ごした記憶は、どんなに時間が経っても、僕とあなただけのもの。そう考えたら、辛いことも、嫌なことも、全部が大事に思えてくるの。

忘れられないことは胸に秘めて、さあ前を向こう。
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リセット

福島を離れて、知らない土地で生活を始める時、僕はなんとなく、心がリセットされるような気持ちだった。

福島には、僕の楽しかったことはもちろんだけど、悲しかったこと、悔しかったこと、恥ずかしかったこととか、色んな感情が思い出と共に眠っていて、そこにいる以上、その気持ちは幾度となく蘇る。

だから地元を離れた時、寂しさの中にもどこか、清々しい気持ちがあった。新しい私、デビューみたいな。

でも、案外人は変わらなくて、気が付けば地元にいた頃と変わらない失敗を繰り返す。その記憶はやはり、僕に襲いかかるんだ。

体温

僕は、苦手なことがあったり、不得意なことがあったり、出来ないとこだらけだったりするんだけど、それでも一応社会人してる。

流石に自分のことを子どもだとは思わなくなって、無意識に責任を持つようになって、特別頑張ってるとは思わないけど、出来ることなら出来るだけ沢山の人の役に立ちたい。それは自己表現としてではなく、社会人の責任として。

僕は割と昔から、可能性の話が好きだった。あれもできるんじゃないか。こうすればあんなこともできるんじゃないか。そうやって実現してきたこともあるけれど、それは極論としては社会じゃなかった。

人は、あれもこれも出来ないから、何ができるのか考える。そしてしぼりにしぼって、ひとつの歯車になる。自分でしぼれなかった人もきっと多いから、僕は周りから割と幸せに見えるだろう。僕にその自覚はなかったけどね。

自分ひとりでは何も出来ないという事実は、僕にとっては結構な衝撃で、いつの間にか小さな歯車になっている自分、そこで馴染んでいる自分に気付いた時、僕は少しだけ参って、そして知った。

…よし、今日はこの辺で。
次の更新は明日か来年か、それとも。
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