真夜中の独白

ふとした瞬間に、私も「不妊様」なんだなぁと思ってしまう今日この頃です。町で妊婦さんを見かけると羨ましいなぁと思いますし、結婚した友達の近況は知りたくないし、ラインのアイコン子どもにすんじゃねーよって思ってます。
それでも、治療初期の「もう何もかも嫌だ」と思っていたときにくらべれば幾分心の中は凪になってきたとも思います。
まぁ、今がちょうど治療お休み周期だからなのかもしれませんが…。

胚盤胞は、最終的に13個凍結することができました。受精したのは10個だったのでは？！と混乱したのですが、受精の「確認」ができていないだけで、分割自体は進んでいた卵がいくつかあったようで、それらを含めると13個というとてもとても幸運な結果となりました。

先生から、来月の生理がきたら移植の準備を始めましょうと言われたので、移植は早くて９月になりそうです。私としては８月中に移植したかったのと、ちょうど新型コロナのワクチン接種の案内がきて、移植を優先するかワクチンを打つかで悩んだのと、急遽９月の修学旅行の引率が決まってしまったのとが重なってだいぶ心が乱れたりもしたのですが、ここまできたら磐石の状態で移植に臨もうじゃないかと。修学旅行も新型コロナのワクチンも終わらせて、10月から移植…！と思い始めています。

ここまで決心するのに、けっこう時間がかかってしまいました。ゆえに長文。読みづらくてすみません。

いよいよ明日、胚盤胞まで育った受精卵の数を聞くので、とてもドキドキしています。
ありがたいことに、20個中11個が受精してくれて、そのうちの10個が初期胚まで進んでくれました。
もともと新鮮胚移植は考えていなかったので、初期胚まで進んだ受精卵をいくつ凍結しようか旦那と事前に話し合い、「6個以上初期胚に進んでくれていたら、すべてさらに育ててもらおう」と決めていたので、10個すべて育てていただき、その過程を明日聞くことになっています。
10個中、いくつが育ってくれているのでしょう……。
今日旦那と話し合い、育ってくれた卵はすべて凍結すると決めました。
凍結するのもお金がかかるのですが、この治療が最後と思っているので、もう金額は気にしないようにしています。後悔のないように、ということで実は顕微受精もしてもらっています。

どうなるかな、どうしようもないことだけど、どうしよう。

もし、もし全滅だったら私たち夫婦の妊活は終わりです。
せめて受精卵を私のお腹に入れたい。今まで一度も着床した事実がない私は、受精したという事実もないのです。だからせめて、一度くらい、受精した卵をお腹に宿したい。

長々と書いてしまいましたが明日も仕事です。寝なくては。

採卵から一夜明け、診察のち出勤です。

静脈麻酔ってすごいですね…。
本当に力が抜けて勝手に目が閉じていったんですが、なんか私普通に意識がありました。
これ皆さんそうなんでしょうか？！寝てしまいたかったのに、痛みが意識を…引き戻す…！！本当に痛くて、採卵でこんなに痛いんだから出産なんてもっと痛いんだろうな……って思いました。
採卵の結果、20個とれました。
もっと少ないと思っていたので、私の子宮にありがとうと言いたいです。
あとはちゃんと受精して成長してくれるかどうか……。採卵できても受精卵にならなかったら……。
もう一回採卵の痛みとか、注射とか、私頑張れる気がしないんです……。(今のところです。気が変わるかもしれませんが…)

まだお腹が張って違和感があります。
仕事つらいよーーー。

これから採卵です。
緊張か排卵しそうなのかわからないけど、お腹が痛い……。ん？もしや今朝は飲食禁止でお通じがきてないからか…？
まぁいいや。
静脈麻酔も初めてです。寝ちゃうってどんな感じなんだろう…ドキドキ。
起きてからどれくらいで普通に動けるんだろう……。
今日は仕事を休んだし、夏休み前にやらなきゃいけない諸々は終わってるから、どうなろうと大丈夫だ！と言い聞かせる私。

無事に卵子が採れますように……。

ついに自己注射です……。
今日初めて看護師さんと一緒にやりましたが、自分の体に針を刺すのこわーーーーー！！！！
この歳になっても初体験ってあるものですね。
できれば体験したくなかったような気もしますが、まぁ死ぬ以外は何事も経験ということで。
いつか笑い話になるといいです。
がんばれ私のメンタル！！
理性より自我が厄介だ。