【大阪】西成「あいりん地区」、防犯カメラの設置台数を現行から3倍以上に増やす計画

大阪市の橋下徹市長と松井一郎大阪府知事、三浦正充大阪府警本部長は4日、府庁で合同記者会見し、西成区の「あいりん地区」の環境改善に取り組む5カ年計画を発表した。薬物売買やごみの不法投棄対策として防犯カメラの設置台数を現行から3倍以上に増やすなど、1年目の2014年度は府市で計約5億円の予算を見込む。
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【佐賀】愛の神秘、嬉野の秘宝館31年で幕

昭和の高度成長期に生まれ、「大人の遊園地」などといわれた「秘宝館」。一時は全国の観光地などに約20館あったとされ、妖しげなお色気とユーモアが詰まった不思議な空間で人気を集めた。その一つ、佐賀県嬉野市の「嬉野武雄観光秘宝館」が3月末で閉館。全国でも栃木県の鬼怒川と静岡県の熱海の2館だけになった。

嬉野の秘宝館が開館したのは1983年。中学校のプールほどの面積の2階建てで、総額約2億円分の展示品があった。嬉野温泉街から近く、金色の観音像が目印だった。

閉館が目前に迫っていた3月、現地を訪ねた。「18歳未満立ち入り禁止」の張り紙を横目に入場すると、みつろうで精巧に作られた「嬉野弁財天」が妖しげな姿で迎える。薄暗い通路を進むと、「性技の使者、スーハーマン」「アラビアのエロレンス」といったダジャレのタイトルがついた裸のマネキンなどが並ぶ。

照明が壊れ、男女の笑い声や機械がぎこちなく動く音だけが耳に残る場所も。同館顧問の大久保重則さん(72)は「開業から30年以上、ほとんど当時のまま。以前は電気関係の担当者もいたが、修理できる人もいなくなった。ご愛敬と思ってもらえたら」。

ボタンを押して人形を動かしたり、ハンドルを回して風をふかせたりできるコーナーでは、北九州市から来た大学生が、女性のマネキンを熱心にスマホで撮影していた。「こんな人形がまだいるなんて。話のネタになるので」

同館の最大の見せ場は、建物面積の4分の1を占め、高さ約7メートルの吹き抜け空間につくられた「ハーレム」。水中ポンプから水が噴き出し、原色のネオンが光り輝く。大音響の音楽の中、十数体の男女の人形が動き始めた。東京から夫婦で来た男性(47)は「ばかばかしさを超え、夢のお城のよう。つくった人の情熱が感じられました」。
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