欧州のコロナ規制、相次ぎ緩和 英は水際対策ほぼ撤廃
2022年2月12日 2:39
【ロンドン=佐竹実】欧州諸国が新型コロナウイルス対策の規制を相次いで緩和する。英国は11日から水際対策をほぼ撤廃したほか、フランスはワクチン接種証明の提示義務をなくす方向だ。感染者数は依然高水準だが、重症者が増えていないことから通常の生活に近づける。製薬会社も今年中の収束を視野に入れ始めた。
EU、頻繁な追加接種に懸念 免疫低下の恐れも
2022年1月12日 14:28
欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は11日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)を短い間隔で繰り返すことに懸念を示した。変異型「オミクロン型」の詳細が明らかになっていないほか、頻繁なワクチン接種が人体の免疫に悪影響を及ぼす可能性も指摘した。
ロイター通信などによると、EMAのワクチン戦略責任者のマルコ・カバレリ氏は「追加接種は臨時措置であり、短い間隔で接種を繰り返すのは持続的な長期戦略とはいえない」と指摘。4カ月ごとに追加接種を繰り返すと免疫に負荷をかける恐れがあると警告した。
ベルギーでコロナ規制緩和 新規感染者が減少傾向
2/12(土) 9:47
共同通信
【ブリュッセル共同】ベルギー政府は11日、新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向にあるとして、18日から規制を緩和すると発表した。
午前0時までとしているレストランやバーの閉店時間の規制を廃止するほか、ナイトクラブも再開できるようになる。在宅勤務の原則義務も解除され、推奨とする。