ちょっと珍しく一人でいたくないために、近所のコーヒースタンドの店の兄ちゃんに喋り散らかしてきた。
あの兄さんは接客スキル高くてすきなの。
で、店を出て。
また一人になると不安になるから友達に電話かけていいかラインして。
返ってこなかったから母に電話して。
あまりにも一人でいると下らないことを考えすぎる。
友達からライン返ってきたから、もう少ししたら電話かける。
春ぶりに話すけど、ここ数年疎遠だけど。
いまはどうしても、あいつと喋りたい。
保育士スキルで慰めてくれねーかな。
そういえば、美容師の友達のコンテストのモデルをやることになった。
昨日から前髪金髪で、ヒカルの碁みたい。
そして金メッシュだから、ハットかぶってブルゾン着てるとマジでヴィジュアル系すぎる。
プライドの高い私にとっては、到底人には言えないようなことをした。
別に後生大事に持っておくものではないけど。
お陰さまでちょっと調子が悪い。
友達がいってた
「普通ならどう考えても大丈夫じゃないけど、お前が大丈夫っていうなら大丈夫なんだろうなって感じ」
というのは的確で、今まで大丈夫だと思ったときは大丈夫だった。
大丈夫じゃねぇなってときはうまくかわしてた。
これ、大丈夫じゃねぇかもなって、
あ、まずったって思った。
その時点でもうかわし方がわからなかった。
みっともなく嫌だとわめくことの方が嫌だった。
本当に嫌なことは避けれるだけの運と性格の持ち主だから、なんとかなるだろうと思った。
私は人に操作されるような奴ではないと。
結果、
大丈夫か否かといえば、大丈夫じゃなかった。
嫌だったかどうかといえば、嫌ではなかった。
プライドの高い私には屈辱的なことだ。
でも、さほど嫌ではなかった。
問題視してるのは、大丈夫じゃなかったことよりも、嫌ではなかったことだ。
ほんと、嫌になる。
プライドでも捨てたかと自問しても、プライドを捨ててないからこそ嫌ではなかったことが嫌になる。
別に、だからといって自暴自棄になったわけではないけど。
なんか、あーあ、って気分。
まあ、世の中的にはよくある話なわけだけども。
ちょっと、付き合いの長い友達に会いたいかも。