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お疲れさまでしたっ!

私は今、大満足で特急電車に乗ってます。
うん、参加して正解でした。
楽しかった。

内容的には、簡潔に簡単に大雑把に言っちゃうと
寂びれた町にアートで活気付けよう、そんで展覧会させてもらおう、って感じで。
鉄道沿線で展示しているのです。



大学の子たちはあんまり真面目じゃないから、話しててもつまらないんだけど。
(「え、美学とかその人の感性じゃん?学ぶとか意味わかんなぁい」と言われた日には辞めちまえと思った)
でもこのプロジェクトの人たちは美大の人や院生ばかりで、すごく真面目にっていうか、本気で取り組んでて。
美術の話とか楽しいし、真剣だし、当然ながら話しててあーはいはいって感じにならない。

現代アートって、すごく分かりにくいって思われてるし
それでなくとも美術は世間的に肩身が狭いっていうか、名前だけな分野っていうか、引き籠もらざるをえないっていうか。
パンフ差し出してもうちわ代わりにされたり、
作品見ても興味もなさげにしてたりで。
(昨日インフォメーション居たら新興宗教みたいな扱いをされたのはマジでテンション急降下)

「わからない奴はわからなくていい」
ってアーティストさんの誰かが言ってたみたいで。
でもそれって少しちがくないかな?
そうだったら、この場で展示する必要あるかな?
って話で他のアーティストさん達がちょっとした議論をしてたり。

日常的にそういう話が出てくる感じがすごく刺激的だし、楽しいし、勉強になるし。



こういうとアレだけど皆さん高学歴だし。
要は賢い。そんでもって凄い。
某大学の法学部卒で芸術学部にまた入りなおしたとか。芸大の芸術学科だったりとか。

芸大の芸術学科なんて私のやっている芸術学の最高峰です。
昨日その人とお話する機会があって、すごく勉強になった。
読んだほうがいい本とか教えてもらって。

大学に籠もって、本を読んで、それだけってのは良くないな。
もっと、今回みたいに外に出て、現場を見て、話を聞くべきだ。
私は流されやすい人間だから色々な人から話を聞いたりしないと偏っちゃう。


今回わかった。
私は美術史をやっているのはある意味「とりあえず」なんだ。
夢を学芸員って言ってるのも、美術史を学びたいって言ってるのも、「とりあえず」。
芸術に興味のない親や友人にわかりやすく言うための手段。

メディウム。
繋ぐもの。媒介するもの。
その人は、メディウムになりたいって言ってた。
作り手と観賞者を繋ぎたい、って。


私も、要はそういう事がしたいんだ。
別に学芸員だけじゃない。
アートマネージメントだってそうだし、他にも方法はあるはず。
だからその人は今回現代アートを地元の人と繋いでた。
まぁ、その人だけの力じゃないのは確かだけど。

私は流されやすい故に興味(研究的な意味でも趣味的な意味でも)が色々なとこに飛んでいく人間で。
今は現代アート。
大学が始まったらたぶん西洋美術。
ライブに行ったらたぶん音。

だけど共通して
もっと現代アートとか古美術とか関係なく、もっと美術とか音楽とか関係なく。
もっと一般的に皆が、芸術に興味をもってほしい。
現状を打破したいというか。
「芸術」っていう言葉の元、芸術が虐げられてるのは嫌だし、勿体ないし。

まだ抽象的にしか見えてきてないけど
芸術の現状を打破したい。
これしかうまく言葉に出来ないけど。
私はそういったことがしたいんだろうな。




この記事長い。
長いうえに最後の方日本語ぐちゃぐちゃ。

まぁ、これが今回のプロジェクト参加して考えたこと。思考編。
思い出編も書くかも。←


あとは、そうだ。
仕事が出来る人になろう。
料理も。
色々出来なさすぎて、サポートスタッフのくせに常にサポートされっぱなしだった。
申し訳ない。
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