黒い猫は黒猫

色々楽しいことはあった。

マーケティングセミナー、コピーライティングセミナーとビジネス系も色々と楽しいけど
友達のDJに会いにクラブ行って、久しぶりに連休は東博いって、彼の誕生日に仲間内皆でオールして。
最近だとハロウィンにちなんだ仮装ファッションショーなるものにモデルの友達から誘われて
衣装制作でハロウィン合宿したりして。
めっちゃ充実してる。

最近、生きてるのが楽しい。
今月の頭に死のうと思ってたとか信じられない。
そもそもなんで死にたかったんだっけ。
妊娠疑惑だっけ。
急にきた生理不順はまじなんなのって感じだけど。

結局病気というのはそういうもので、特に死にたい理由なんてない。
大体が被害妄想だったりする。
生きてないと楽しくないわけだから、とりあえず生きてればなんとかなると最近改めて結論を出した。

商売ばっかにかまけてるとつらくなる。
だって今まだうまくいってるわけではないから。
適度に遊ばないかん。
そういうことを、頭おかしくなる前の私に教えてあげたい。


先日、とっても楽しいことがあった。
塾講時代の人たちと会った。

上で書いたファッションショーとか誕生日とかどっか行ってきたとかに比べたらイベント性はないし、華もない。
ランチしてお茶して、それだけ。
でも本当にすっごい楽しくて。

先輩1人、後輩1人、あと私。
後輩は3年ぶりくらいに会った。

その後輩は、3年くらい前に遺書残して蒸発したことがあって、その時携帯をどっかの海に投げ捨てたのね。
私は卒業してるし、お陰さまで連絡がそれ以降取れなかったわけ。

先輩は地元で起業してて、ズルズルと週1くらい塾講やってるらしい。
やめるタイミングをずっとはかっているらしい。
後輩は今24歳なのに（出会ったときは18歳だったくせに！）まだ大学生をしているらしい。
ようやく今年卒業。
あいつストレートで東大入ったのに全然意味なくてウケる。

先輩には先月会ったけど、
後輩は蒸発して以降初めて会った。
向こうは向こうで蒸発したの知られてるとは思わなかったらしい。

「なんで知ってるんすか」
「だって同期が騒いでたし、私もお前の携帯に電話かけたりしたし」
「あー、それはほんとお騒がせしました…」
「生きて帰ってきたって言うから、普通に顔見たかったのにお前は携帯捨ててるから連絡とれねーし、私の同期とは仲悪くなってるしよー」
「ほんとに申し訳ない…」

元気そうでなによりだわ。
就職も大手に決まったらしいし。

「じゃあお前と同期のあいつなにしてんの？」
「いま先生やってます。確かどっかの常勤になれたとかなんとか…」
「…あれ？もう先生してんの？」
「…狩野さん、俺がおかしいんです。俺と同期は社会人2年目です」
「まじか！ゲロ吐きそうな事実だな」
「だからいま先輩がいないんすよねー。みんな年下で」
「まじか。時の流れ超残酷」
「引っ張ったりとかしたくないんですけど、そういう立場になっちゃうし、弄られたりしないんすよね」
「大学は？」
「同じくみんな年下だし、俺一回蒸発してるんで腫れ物に触るような扱いです」

一回蒸発してるんで芸くそ笑う。

基本的に私含め議論をこねくりまわすのが好きな人たちなので
延々と議論をこねくりまわしてた。
ら、気付いたら5時間経過とか。
めっちゃ楽しかった。
久しぶりに本気で美術史語った。

塾講時代は割りとよくこんなことやってたな。
文系の奴らはそういうの好きなやつが多くて
法学部の先輩が議題に関する判例を挙げたりして、
ファミレスで延々とやってた。
なつかしい。

次は年末私が地元帰ったときに、
アテネの学堂会をやろうと提案。
ひとりひとつの議題を持ってきて、延々と議論をこねくりまわそうと。
鍋つつきながらだと尚よい。
たのしみ。