愚にもつかぬ妄言です。考察して考えたと言うより妄想とこじつけ。
幾度も語る様に世界はアルセウスでミュウが運命の車輪。
秩序や世界の話にミュウはあんまり関係無い。彼女は混沌、彼女は自由。
前提としてアルセウスの宇宙創造は神話であり事実とは異なると思われる。
どうやって世界が作られたとか、そんな事を知る人は誰も居ない。
しかし彼女が揺らぎの様なものを強固にして時空と感情を制御したのは事実。時空神とは深く関わりがあるのだが、自然神、レックウザやファイヤー、レシラムゼクロムなど司るモノが違うと親子とは言い難い。
全ての伝説ポケモンがアルセウスにより産まれた訳では無いと言うこと。
あとここで言う神は伝説ポケモンの事。本当の神様とは違うが凄まじい力を持っているポケモン。と、言うこと。
人間はその凄まじい力を神の持つ力と勘違いして伝説ポケモン達をあがめた。
アルセウス(世界)と言う舞台と、ミュウ(車輪)と言う装置と、あともう一つ、レジギガスと言う秩序。
レジギガスは元々全てのプレートを束ねる一つの混沌とした大巨人だったのだけど、アルセウスが世界を平にする為に倒された(任意の可能性もあるが不明)
その後レジギガスは解体されてプレートの力はアルセウスへと移行して世界は秩序を保たれる。
残ったのは虚ろな巨人、レジギガス。彼は誰に命ぜられるでもなく秩序を崩す神を狩る神となる。その対処はアルセウスも含まれているがギガスが処した神は最初の天空神のレックウザだけ。
ギガスは更に手下として残った力の破片でトリプルナイツ(ホウエン伝説御三家)を作ったのである。
世界が産まれて長い間、秩序は守られていた。伝説ポケモン達も普通のポケモン達も、人間も仲良く世界で暮らしていた。
最初のレックウザが罪を犯すその時まで特に世界に決まりは無くて、時々、伝説のポケモンの力が暴走したりしたけど中和されたり納められたりを繰り返してきた
人間とポケモンとの婚姻は禁忌では無い。
けれど異種同士、特に伝説、準、伝説のポケモン程の力のあるポケモンの子を身に宿すと大体、出産後に身体が耐えられなくて死ぬ。
セイジのお母さんも、ヒカリの母親も、ヤミノの母もリョクの母さんも。例外無く死ぬ。
ハイネは普通のポケモンと普通の人間の間に産まれた子なのでバトルで父親を亡くしただけで母親はピンピンしてた。
話を戻して、伝説のポケモンの力は、そのポケモンの精神状態がとても関係して悪く働いたりする。
グラードンが負の感情を溜め込み怒れば間伐が起きて、連鎖的に飲み込まれる様にカイオーガの感情も昂ぶって大雨を降らしてしまう。
レシゼクも、憤怒の念で一つの地方を焦土に変えた。
で、このからがホウエン地方の話。
グラードンもカイオーガも調子の良い事ばかり言って、天候によって、崇められたり厭まれたり恐れられたりが嫌で人里と離れ暮らしていた。
しなし天空神、最初のレックウザは平和な天気の象徴でグラカイのクッション役でもあり温厚で人間を快く思っていた。
そして最初のレックウザは人間の女に恋をして子供を設ける。それがリョク。
創作で書きたいので端折るけどリョクの母はやっぱりすぐ死ぬ。それがレックウザは悲しくて仕方なかった。
それとほぼ同時期にグラードンの精神状態が悪くなる。間伐が続き人に憎悪の目を向けられたり、元々不仲のカイオーガや、縋っていたレックウザが人間に靡いた事が原因。グラードンは本当は人間が好きで家族が欲しくて、でも不器用で全てをシャットアウトしていた。次第に家族を持つ者達への嫉妬や憎悪で自我を操れなくなりネオグラードン化して村々を襲い、それに逆上したカイオーガと争った。けれどレックウザは止めに入らない愛した女の死でレックウザの精神状態も悪く、本来の力を出せなくなっていたから。
ホウエンがめちゃくちゃになって、やがて執行役のギガスが、自然を司るモノとして不必要になった神を殺す為にやって来る。
ギガスは一連の案件はレックウザを原因とするものとして処理。引き継ぎ新たな天空神を生み、争いを止なければいけない事を告げる。
最初のレックウザは産まれたリョクを次の天空神に押したが、と言うか既に死んだ子供を生き返らせる為に自身の力の少しを与えていたのだが、ギガスが生き返っても半分人間じゃ無理と判断。
まあリョクは生き返ったんですけど。
レックウザは二代目のレックウザとなる昼間の空を司るレクと、夜の空を司る黒空の二匹を生み残り少ない力で空に消えた。
初代レックウザは身体も精神もガタガタで一匹の個体を産める状態ではなく二つに空は別れてしまった。
殆どの力はレクに引き継がれている。
二代目のレックウザ。昼間の空を司るレクがグラカイを諌めホウエンは平和になり、ギガスもさる。また、後に自然神がヘマしないようにトリプルナイツをホウエンに置いてリョクを連れて行き何処かに封印。
(リョクの目が反転目なのは天空が力を分け与えていたその名残)
グラカイは互いに疲れ果て長い眠りつく事になる。ギガスかレクがリョクの目覚めと共にグラカイを目覚めさせる術をかけていたが、長い時の中で魂と身体が分離し、魂が人間の形になって蘇りまた一騒動あったのは別の機会に。
ギガスの話を聞いたアルセウスは世界と言うか、伝説ポケモン達が世界に与える影響を鑑みて彼等の能力の一部分離を試みる。
それはギガスを解体したのと同じ原理で用いられる。
これにより伝説のポケモン達の精神状態が悪化する事によって暴走したり、世界のバランスが崩れる事を阻止しているのだ。
ディアパルの金剛玉、白玉、グラカイの藍色の玉や紅色の玉、レシゼクのホワイトストーンにブラックストーン、ホウオウとルギアの虹色の羽、銀色の羽。など、能力を分離させまくったキーアイテムを世界にばら撒いて伝説の力を持ち過ぎない様にしたのだった。
故に今確認されている個体で世界を滅ぼすまでの能力を持っている伝説ポケモンは居ないに等しい。人間が故意的に最終兵器はキーアイテムを悪用して無理に引き出さない限りは。
そのお陰でディアルガのルキウスは時間神なのに自己の望む儘に過去に戻れなかったりする。
ヒカリの父、ディアルガのルキウス。ヤミノの父、ギラティナのタナトス。は、上記の騒動後に子供を設けて居て精神状態が悪くても世界に及ぼす影響が抑えられていた+特に何らかの事件の原因では無いのでギガスのお咎めにはならなかった。
ただしギラティナは余命わずかな妻を殺され逆上し人里を暴れまわり違う所で今度はアルセウスにより破れた世界で頭を冷やしなさいと怒られている。
カロスのゼルイベのキーアイテムは最終兵器に取り込まれてるんじゃないかな?ゲーム内になくてもそういものはある設定。あとジカルデがレックウザ宜しくクッション役になっている模様。
おわり。