ifの伝承の話の続きです。
前回の神話の登場人物の巫女は、ミコトママです。
神の神託を承けた巫女に嫉妬した女の人がいました。
女の人は一人娘を連れて「黒ノ国」の国王の元へ現れました。
神託の邪魔をするために「黒ノ国」の国王を誘惑する歌を歌いました。
そうして女の人は「黒ノ国」の王妃に。一人娘も「黒ノ国」の姫君になりました。
王妃は、「黒ノ国」の国王に告げました。
「貧しい「黒ノ国」の飢饉の対策をするには富める「白ノ国」の援助は必要不可欠。頼んでも援助をしないのなら「白ノ国」の王を殺して「白ノ国」を乗っ取ればいい。」
そうして「黒ノ国」の王は、「黒の国」の近くに来ていた「白ノ国」の王を殺しました。「白ノ国」の王の近くにいた神託の子供を見て「黒ノ国」の王はあることを思いつきました。
「神託の子供よ。「黒ノ国」の繁栄のためお前を育ってよぅ。」
こうして「黒ノ国」の王は、巫女の子供を拐い養子に入れてしまいました。
区切り。