行方不明になっていたカムイ姉さんが見つかった。
ただカムイ姉さんを見つける直前リョウマ兄さんとマークス王子がカムイを取り戻すために軍を率いて戦った。
それからリョウマ兄さんとマークス王子に
「カムイは、白夜の砦にも暗夜の砦にもいない。これは、別の誰かが仕組んだ罠」と
伝えるために聖王国から来た自警団の人と自警団の子供と暗夜王族と協力して橋を落とした。
カムイ姉さんに続いてリョウマ兄さんとマークス王子がいなくなっていた。
それからカムイ姉さんを探しつつリョウマ兄さんとマークス王子を探した。
リョウマ兄さんとマークス王子カムイ姉さんが見つかった時三人が僕らに襲いかかってきた。
後でダリオスの父親の軍に入ったマクベスの策のせいだと判明した。
マクベスを屠ろうとしたときマクベスが逃げた。
リョウマ兄さんとマークスは、お互い睨んでいた。先に斬りかかればまた戦争を始める合図を出すのでは、ないかとヒヤヒヤした。
ところがリョウマ兄さんとマークス兄さんは、二人同時に鞘を納めた。
ふたりとも鞘を納めて休戦することになった。共通の敵を倒すことを目的ができたから共闘しようと言うことになった。
カムイ姉さんは、喜んでいた。
「マークス兄さんリョウマ兄さんありがとうございます。力を合わせてましょ。」
あとは、何か言ってた。
「お姉ちゃーん」
「姉さま」
「カムイ」
「あのねオボロさんが着物のデザイン書いてくれたよ。カムイお姉ちゃんの分もデザイン書いてくれたよ」
「まぁこれは。」
「飾りのこともデザイン考えてくれました。」
横目でオボロのデザインしたコーディネート画を見せて会話に華を咲かせていた。
オボロは、アイトリスに来てからというもの暗夜兄弟姉妹と白夜兄弟姉妹が一緒に歩ける着物👘を考えるようになった。
オボロにとっていいとこづくめだ。
最初は、見知らぬ土地に来て混乱していたものの今では、こうして暗夜と白夜は、一時的であるものの手を取り合っている。
アイトリスから元の世界に戻るために頑張ることになった。
それが今は、暗夜と白夜の共闘理由。
闘いに出る以外は、カムイ姉さんとヒノカ姉さんとサクラは、それぞれ親睦を深めていた。
カムイ姉さんは、行方不明になって見つかって合流したあとも変わらなかった。
だけど僕には、少しカムイ姉さんの雰囲気が少し違う感じがした。
どう違うかって?うーん。ダリオスに完成した炎の盾を奪い取られてシオンとリアンにかけた言葉を聞いた時。
「後悔しませんか。選んだ先にどんな結末が待っていたとしても」
カムイ姉さんの口からそれを聞いたとき僕は、カムイ姉さんの言葉が気になるようになった。
カムイ姉さんの天幕の前に立った。カムイ姉さんが休んでいる天幕。
今日のカムイ姉さんは、朝から色々なことをしていた。
フレデリクと洗濯物の洗い方を指導していたり。
昼間は、エリーゼとサクラとリンとオボロのデザインでの会話。
カムイ姉さん知らない相手とも打ち解けるとかどんだけコミニケーション力が高いの。
と嫉妬する。
僕なら知らない相手を追い払うことをするのに。
その嫉妬を終い僕は、声をかけた。
「カムイ姉さんいる?」
「タクミさんどうしましたか?」
「ちょっと知らないところがあってカムイ姉さんじゃないと分かんなくて。」
「私にいいですよ。入ってきてください。」
天幕の主に許可を入れて僕は、カムイ姉さんの天幕に入っていた。