煌く沙羅双樹

この前、ふっと。
高校の頃に御世話になった友達に逢いたいなと思った。
どうして？なんて思うけど、理由は自分で分かっている。
多分、お客さんに言われた『友達にも言えない秘密を自分の中で隠しているでしょう』という言葉が胸に突っ掛っているから…。

それは、触れて欲しくない事であり。思い出したくない過去。
凄く深い深いモノだと自負している。

隗斗は恋愛に関して臆病。

人間関係も、深く関わる事を避けている。

だから、友達が知らなくて当たり前。
隗斗自身が話さないのだから…。

でも、あの子は隗斗を知っている。
過去の事も見えている。

だからかな…
久しぶりに逢って話したい。

けど、逢ってくれないだろうなぁ(苦笑い)

隗斗から手を離した。
差し伸ばしてくれた手を取りはしなかった。

隗斗が幼い頃の出来事をフラッシュバックした時も優しく抱き締めてくれたのに…。

こんにちわ。

仕事終わりました。

今日は無情に辛い担々麺が食べたい気分だったので、賄いの担々麺を辛さ二倍にしました。

精神的疲れがどどんと、のし掛かった感じ。
これ、見掛けに寄らずだな。

溜めるという行為に慣れてしまっているせいか、たまに馬鹿だなと思う。

溜める必要性も無いのにって。

何処に不安を感じるのやら。。(〃_ _)σ‖

人間関係、恋愛関係。
様々な物が渦巻き過ぎて、精神的に付いていってないんだと思った。

表では平然を装わないといけない。
『まだ、大丈夫』と自分に言い聞かせながら、常に気を張ってないと崩れていきそう。
『隗斗』という人間の要塞が崩れてしまえば、昨日みたく泣くだけじゃ済まないんだろうな。
意外に十年分は重たい気がしてきた。

だってね…
崩れてしまったら自分でも、どう治していいか分からないんだもん。

ちょっと、今ある物から離れよう。

他の何かを見つけよう…

当分、誰かを想う行為などしない。
今まで通りの位置で良い。

落ち着く、安心する。
けど、それだけじゃ駄目なんだよ。

今日、仕事帰りに友達と会って。
『Sの何処が良いの？』って聞かれたが、隗斗も何処が良いのか分からない。

落ち着くから？

隗斗とは真逆過ぎる性格だから？

庇護欲？←これは、無い…

気になってはいるが、恋愛感情の『好き』とはまた違う感じ。

『嫉妬とかする？』ってのも聞かれた。

だが、隗斗さん其処は冷めている。
前の彼氏にも実際『俺の事どう思ってるの？』と聞かれた事があった！

『少しは妬いた方が良いよ』と言われた(>_<)

一瞬、かなりの難題だなって…

隗斗に求めても、期待しない方が良いかもなんて思ってみたり。

小説とかだと表現しやすいけど、現実では隗斗は案外、皆無かも知れない(´Д｀)

その前に何処が良いのかをまず、考えなきゃいけないわ…

理由なんて無い様な気もするが。

疲れる。

訳しても、無理なら静かに観ていて…

只でさえ、精神的に辛いのに。