どこなんでしょう。
はやく、大学始まらないかなと、うずうず。
夏休みになったばかりなのに。
家にも実家にもバイト先にもどこにも居場所がないことをまた目の当たりにしてしまった。
悪態をつく癖は抜けず。
ひとり。
京都にずっといたいよ。
彼氏さんと、ずっといたい。
はやく働きたい。
京都に勤めて
一人暮らしして、
ここから出たいよ。
蒸し暑い部屋の
生ぬるい空気。
まとわりつく違和感に
生温かい涙。
帰ってきたばかりなのに、
もう、彼の元へ帰りたい。
話さなくても、
暖かい空気が流れるあの空間は
奇跡に近く、
また、訪れる日は遠いのだと思うと
何もしたくない
考えたくない
という日が積み重なる。
ここに私の居場所はない。