目を逸らしているところの掃除

夫から今夜はご飯要らぬの報を受け、時間ある+庫内スカスカ=チャンス!となり冷蔵庫の掃除した
ポケットやらトレーのパーツは外して丸洗い
日頃気になってもなかなか着手しない事が出来ると達成感ある
日頃からやるのが最上位だけどそんなに100点満点には生きられないので
冷蔵庫、チューブのわさびやらを入れるポケットはあるんだけどお徳用大きめボトルはどこに入れるのが良いのかずっと分からずにいる
他に用途の無い扉ポケットに置いてるけど開閉時たまに落ちてくる
やっぱり巷のインフルエンサーよろしく収納グッズ一揃えした方が快適なのかな

山吹静吽「迷い家」

読んで良かった読まなきゃ良かったどちらでも良いから突き抜けた感想を持てる本読みたいな
ホラーなら一人の時間全てが、暗がりの全てが、細い隙間の全てが怖くなるような
年齢重ねちゃうともうそういう感情も無くなっちゃうのかなと諦めずにどこかにあるはずだと思っていたい
もう何年も前になりますが山吹静吽さんの「迷い家」を読んだ時はその希望をひとしお感じて嬉しくなりましたね
濃霧誘うこの世とあの世の狭間の古びたお屋敷、巣食う魑魅魍魎共、それらの肉の美味に憑かれたかつて伝説の英雄犬しっぺい太郎と、出会う少年、追う女教師…
デビュー作という事もあり「これも書きたいあれも書きたい」という熱量が作品全体に迸ります
それぞれのスピンオフも期待してしまう程の魅力的な怪異たちと、渡り合う力を宿した宝珠
中でも取り分け明確な殺意を持って迫り来る山姥から、とある外套に身を隠し、じっと息を潜め逃れようとするシーンは個人的にいつまでも愛したいと思える描写力でした
物語の初めから語られる戦時下という舞台設定を活かしたラストも一作品を駆け抜けた爽快感があります
夫きっかけで読んだのですが「いつか藤田和日郎先生に漫画化してほしいよね」と言い合った、それだけで分かる人には分かるだろう世界観で描かれたお話でした
妖怪を食い自身も妖怪化したしっぺい太郎の漏らす心根は、人に生まれ人に生きる我々にも刺さるものがありました

小田雅久仁「耳もぐり」

Kindleで小説「禍」がお試し無料になっていてダウンロードしてみました
七編からなる短編集でその一編「耳もぐり」が読めます
最初はやはり作家、到底思い付かないような表現で思った事のある感情を言い表してくるなと驚嘆しましたが段段それが冗長に感じ「オチはまだかいな」となってくるが、最後にはその冗長さにこそ意味があったのだなと気付かされる良く出来たお話でした
一部整合性に「?」となる部分がありましたがお試し版は製本版への更正前の文章とあり、もしかしたら直っているのかも
面白いような気がするけどがっつり好み!って訳ではなくて、「禍」、読むかどうか悩むところです

オブツーサの花はこう開く

スズランとかホタルブクロみたいに先っちょが開いて咲くんだな、オブツーサの花芽
良い感じに伸びたので予定どおり星美人の花芽と一緒に水に挿しています
多肉の花束可愛いね

君との歳月

家事やって朝マック食べて猫にメロメロしてるだけで午前中が終わってしまうな、シャワー浴びたいなと思いながら動けない
拾った当初の子猫時代は何だか少しゴリラに似てるな…と思ってたけど格好良くなったもんだ
ゴリラはゴリラで格好良いのだが
前の記事へ 次の記事へ