天人唐草
恐。
お父さまは、そんな女に埋没していく自分が許せなかったのかもしれないし…
間違ってないかもしれないし……
響子の性格も、問題有ると思うし…
自我が無いというか…
しかし周り全て悪い。
お母さまも悪い。
それにしても恐過ぎる………
狂気の中に解放……
“あの人”は……
普通考えると佐藤さんになる…?けど、そんな女が好きなお父さまも新井さんにも許されると考えるということも…
日出処の天子読んだ時もなんだけど…暫し茫然自失、次にやり場のない悲しみ。で、暫く鬱……
すごいですよ。こんなに鬱に陥れる話書けるの……
ハーピー
これも恐い(涙)
…どっちなんだろう。
現代社会に於いてハーピーというものが存在するということを、一度疑えどすんなり受け入れてしまっていることにも狂気を恐怖を感じざるをえないんだけど…
しかし…あれはハーピーに当てられた結果だと思うし…
正解はないんではないか。
最後おかしい人みたいになってた…
………
狐女
家族の相関図がちょっとややこしい;(ただ単に自分の理解力のせいです)
河川敷に居たのは百合さんの親??
生々しい…
扉絵がすごーく綺麗。
中の絵も綺麗。
理が美しい。
だから生々しさがより際立ちますね…
そして美しさに色々なものが隠れてる。
籠の中の鳥
良い話。
前の二話が凄くハードなので……
人見さん良い人です。
感動です。
“飛ブ”、“トリ”の意味も、最後に漸く分かるというのが良い。(勘が良い人にはもっと前に分かるかも…)
夏の寓話
恐…くはない。悲しい美しい話。
ナジム・ヒクメットの詩が凄く悲しい。
詩だからこそ伝わる…
臨場感とか…緊張感とか……
それが、山岸作品によって増幅されている。
夏の茹だる暑さとかも凄く伝わってきます。
あの雨も本当に夏の雨だし…
山岸作品はやっぱり良いです。
短編は長編とは違った魅力もある。
みんな良い人たち。
みんな好き´`
いちご可愛い。
永遠に少女でいようとすることを追い求めるとあのラストになるのかなぁ…
何も知りたくなくて、、ラストはどうなるのだろうと思った。
あれは…本来有り得ないものへの追求の結果かな…
最後の最後で打破されることを示唆…?
でもやっぱりそんなものはない。ってそれとなく言われてる気がした。
でも夢だということでの回避。
やっぱり素晴らしいです。
深刻な話になりそうなのにならない所が凄いなぁ。
そういえばハッピーエンドになる予定だったと書いてあった。
どんなラストになる予定だったんだろう。
完全に完成されてる気がするから…でも根本は変わらないのかなぁ。
サバの夏が来た
すばらしき昼食
大きな耳と長いしっぽ
サバの天国と地獄
サバの続編。
サバの様子はもちろん、
美しい自然(井の頭公園)の情景が眼下に広がる気がした。
桜がだんだん咲いていく様子とか……
特に好きなのは、
『千本の桜の樹の中の〜』という部分。
深いなぁ。
こんなに美しい言葉で述べることが出来るのだなぁ。
感動。
あと…家の前に街灯が立つ話(戻ります)。
『美しい闇の夢をみるかもしれない』
そこでお話が(一旦)終わるというのが…好きです。
あともう一つ。
サバは宇宙なのかもしれない というのが´`
愛がありますねぇ。美しい。
あぁぁ猫と暮らしたい---(号泣)
一作、サバシリーズではない作品も入ってました。
恋はニュートンのリンゴ
重力って。地面だから分からないけどもしかしたらお互いに引き合ってるのかもしれないし。
一方通行ではない。これも。
でも-精神年齢的には全然対等に向き合えるはずなのに。可哀相です。三時子。
世間の基準なんていつもよく分からないものだなぁ。
ラスト…から二人はどうなったんだろう。
8年も待って幸せになってくれなきゃ困るよ。´`
でも重力で!引き合ってるはずです。
含みのある終わり方なのが好き。
多い気もするし。
大島先生の当時の愛猫、サバとのお話。
サバのビジュアルがかっこいい(笑)
エッセイ風なので…大島先生の生活も垣間見れます
『猫って言葉より先に気持ちのエッセンスみたいなのを感知する』とか
『大根買う時の調子で言った』とか
『私の念は死ぬ時のアドリブでいいや』とか(その前の念進化論も)良いな-
大島先生の言葉は本当に魅力がある。引きつけられます。
あと、ふわふわ手のノックで起こしてくれるなんて!良い!良過ぎる!!
サバの続編も読もうかな。
サバ読んだらグーグー読みたいなぁ。