◆ 4月24日
この一週間はホントに怒涛だった。
ログ(Lのログ)にあんな風に書いといて、
日記に書かないのもなんなんで、流れを書きます。
日曜日に母が入院した。
盲腸くらいポピュラーな手術と主治医から説明を受ける。
時間も約1時間の手軽な手術とも。
そして月曜日に手術。
手術室まで歩いて行った。
手術室手前で、私は母に、
『頑張ってきて!』と声をかけた。
母は、少し照れた様に…
そして振り向かずに右手をソッとあげた。
そして手術。
結果、4時間半にも及んだ。
その間何度もナースステーションに通ったが、曖昧な返答しかない。
途中不安で気分が悪くなり、二回ほど吐いてしまった。
部屋に戻ってきた母は、別人の様にクダを沢山繋がれてた。。。
主治医が直ぐに別室で説明をした。
患部の癒着が酷く、切ってはいけない管を切ってしまった。
その為に開腹して腸と接続した為に時間がかかってしまったと…。
え?手術ミス?
一瞬頭に浮かんだが、とにかく命に別状なくちょっと治りが遅いくらいに思っていた。
火曜日、『痛い!痛い!』母は凄く辛そうだ。意識はちゃんとしてて、帰るのに躊躇してしまった。
水曜日
相変わらず痛がってはいるが、元気がない…
主治医も難しい顔をしている。
不安がよぎると同時に、私がめまいが酷くなる。
木曜日
頭痛と吐き気のまま出勤。
職場に来たが、めまいが治まらず、薬局で薬を買うが、効かない。
昼頃病院から携帯に連絡がきて、4人部屋から個室に移動すると言われた。
それと母が私を呼んでいると…
仕事を早退できずに、途中途中不安が襲うが何とか仕事をして、終わったらソッコー母の病院へ向かった。
ショックだった…。
母がわけのわからない事ばかり言う。
無いものを探してだとか、仕事に行くだとか…
手術の後によくある症状でボケたわけではないと主治医に言われた。
とにかく母を落ち着かせて、安心させる事で精一杯だった。
病院を後に初めて涙が溢れた。
こんなはずじゃないのに…
帰宅すると子供達が、犬のウンコの片付けのなすり合いをしていた。
これから大量の洗濯物をたたんで夕飯を作らなきゃ…
朝5時50分起きでお弁当二人分作って、子供達三人を送り出し、仕事に行き、帰宅してマクドナルドなど置いて直ぐに病院。
病院から帰宅したら子供達がくだらない事で喧嘩していた…
私は、めまいが酷く、もう限界だった…
家に入る前に玄関の扉を前に泣いた顔を見せない様に5分くらいしてから帰宅した…
なのに部屋はちらかり、お腹空いた〜と言い、ウンコの片付けのなすり合いをしている子供達を見て…
『おばあちゃんが大変なの。
おばあちゃんが大変でママは凄く疲れてしまってるの。
お願いだから少しは協力して!
おばあちゃんが治るように祈ってよ!』
無意識に、号泣しながら子供達に訴えていた。
子供達は、尋常ぢゃない私を見て、それぞれの部屋で泣いていた。
それから黙って、洗濯物をたたんだり、お風呂を掃除したり…
協力してくれた。
言ってしまった事に後悔しそうだったけど、言ってよかったって思った。
金曜日
病院からは連絡はない。
病院に行くと、母はぼ〜っとしていた。
うつらうつらって感じ。
昨日まくし立てる様に言ってた事の確認もないので、私からは触れずにいた。
ただ、体で呼吸をしていて苦しそうに見えたので、何度か
『苦しくない?』
って聞いたけど、わずかに首を横にふる。
大丈夫なのかな?
主治医には、数値が良くない事や、脈も早く、安定してない事を言われ、凹んだ。
めまいが酷く、サンハン機能?と思い、耳鼻科で検査を受けた。
結果、[ストレス・心労]が原因と言われた。
安定剤を処方され飲むと楽になった。
土曜日
自律神経がよくないのか?
仕事中に突然泣きそうになる。
グッと堪えて接客する。
接客してる方が楽だったりする。
そして仕事終了後、私は一つの決断をした。
今まで経過がおもわしくない母の見舞いは私一人で行っていた。
が、
今日子供達三人を連れて行こうと決心をした。
それは、子供達が何よりおばあちゃんが好きで心配で会いたがっていた事が1番。そして、現状を知り、協力し合う事なども考えた結果だった。
点滴5こに、クダも5本、意識もイマイチで、呼吸も辛そうな母に会わせるのは、忍びない気持ちもあったが、
まだ長引くかもしれないので、個室に移った今にした。
実際行ってみると、母は眠ったままで、肩を揺すっても、耳元で、それぞれが声をかけても、目を覚ます事はなかった。
起きてるのではなく、寝てる事で、子供達はあまりショックはなかったようだった。
日曜日(今日)
朝10時に主治医から携帯がきた。
今から人口呼吸器に変える為、ICUに移動します
と言う話しだった。
…
ICUと聞いて、一瞬固まった私がいた。
一般病棟とは違い、いろんな決まりがあるらしく…
あ!私は主治医の前では絶対に泣かない。
まだ、心の中に、医療ミス?って疑問が拭い切れてないからだ!
だけど、今は主治医や看護師さんを信じるしかない。
だから、言われた事には納得し、できる限りの事はしてる。
病院に向かう少し前にまた主治医から携帯がきた。
無事にICUに移った報告と、人口呼吸器に変えて、数値が良くなったと言われた。
手術後に初めて聞く回復の兆しだった。
泣くのを堪えて、ありがとうございます…と、
引き続きお願いしますと伝えた。
そして人生初のICUに入った。
数値が良くなったと聞いても、あのICUの独特の空気は、なんとも言えない感じだ。
一通り説明を聞き、帰宅した。
そして今、この日記を書いている。
今回のログが、何か意味深な感じに捕らえられた方もいたと思います。
一通りの流れは、この書いた通りです。
引き続き、母の回復を祈りつつ、頑張っていきます。
ログや日記を読んで下さり、ありがとうございました。
ユカ☆