アニナルSP、ナルト再起の回見てめっちゃうるうるした亜紋です、こんばんは。


ナルト再起の回、この話めっちゃ好きなんですよ。本誌で泣いて単行本で泣いてそしてアニメでも泣く。更にDVDでも泣くよこれは。


まずね、NARUTO連載開始からずっと読んでいるんですが、中忍試験の本選前にナルトが自来也に口寄せを教えてもらう所。その時点であー、この二人は師弟関係になるな、と直感しました。懐かしいぜ中忍試験…


自来也とナルトって歩いてきた道みたいなものが同じだと思うんですよね。自来也も昔は落ちこぼれで天才の大蛇丸に憧れてた所があるし、里を抜けた仲間を止められなかった後悔もある。似てますよねこの二人。


でも凄いですよね、親子2代に渡って師匠が同じって。しかもよく考えれば父親の残した忍術を父親の師匠である自来也から教わるってのもまた凄い。そんでもって父親ですら完成させる事の出来なかった螺旋丸を完成させてしまうナルトはやっぱり四代目の息子なんだなぁ、としみじみ感じます。


亜紋さん、NARUTOで一番好きなのってナルトが成長するシーンなんです。忍者として強くなった時の成長、精神面での成長。ナルト再起の回は少年期から青年期に移る過程だと思ってます。


この再起の回でナルトが自来也の死を乗り越える鍵の一つがイルカ先生ですよね。イルカ先生ってアカデミーの頃からずっとナルトを見守ってくれている父親みたいな存在じゃないですか。終末の谷でナルト自身もそう言ってましたしね。イルカ先生は自来也よりもカカシよりも、誰よりもナルトの事を理解してくれてる人だと思っています。だからこそイルカ先生のあの言葉が心に響くんですよね。
それからシカマル。彼はナルトと同じ経験をした者として欠かせない存在ですよね。目の前で師が殺されるのを体験して、託されたものを守る為にアスマの死を乗り越えましたからね。だからこそあそこではシカマルの励ましが必要だったのかな、と思う訳なんですが。


「お前もいつかラーメン奢る側にもなるし、ナルト先生なんて呼ばれたりもする」


このセリフがめっちゃ好きなんですよ。シカマルならでは、ですよね。だからこそ待ち構えるペイン戦で俺が諦めるのを諦めろ、となる訳ですよ。だって自来也から託されたものを次に託していかなきゃならないですからね。


サスケくんに関してはもう何も言う事はありません。強いて言うならば兄さんがあの世で頭抱えてるぞ、と。いやしかしね、もしかしたらイタチは自分が死んだ後に起こり得る事を全て知っているんじゃないかな、と思っているんですが。ナルトに自分の力の一部を渡したのも、ナルトにサスケを救える希望を見出したからですよね。あの微笑みは絶対にそうだ。コイツなら…やってくれる、そんな感じの微笑みじゃないですか。まぁNARUTOの中で一番道化を演じていたのはイタチな訳ですけど…兄さんカッコ良かったッ…!!


しかしマダラ様のお話によるとうちはと千手の因縁は六道仙人の二人の息子の後継者争いから始まった訳なんですが…でも六道仙人が自分の後継者に選んだのは弟、つまり千手の先祖なんですよね。あれ、兄だったかな?いや弟か…で、自分が選ばれなかった事に対して「このカス野郎がぁあッ!!あの老いぼれはハナからこの俺を後継者にする気なんざなかったんだ!!ふさげやがってぇえッ!!!」とザンザスの如く怒りを燃やした兄が弟に決闘を申し込んで今に至る、と言う訳なんですが…早い話がナルトとサスケの因縁は子孫にまで及ぶただの長い兄弟喧嘩…なんですよね。言ってみればイタチはその兄弟喧嘩に巻き込まれたただの犠牲じゃないか!!ナルトとサスケで長い兄弟喧嘩が終わると良いですね。出来たらナルトとサスケ、二人揃って火影になればいい。
しかしまぁマダラ様の木ノ葉と千手に対する執着ときたら大蛇丸以上ですな…そこまでこだわる理由がある様には思えないんですよ、マダラ様の話のみを聞く限りでは。長い間に積もり積もった木ノ葉と千手に対する恨みを晴らす時がようやく来たって感じなんでしょうけど、月の眼計画か…サスケは上手い事マダラ様の手の上で踊らされている気がしてならないです。イタチの病気にもマダラ様が一枚噛んでそうですよね。


何かNARUTOについてこんなに語ったの久し振り…あと4時間くらいで仕事に行かなきゃならないのでフリイラの下描き作業に取り掛かります。