あにまに日和

劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』感想
2023.6.7 20:04



映画を見に行ったのが4月16日だったのでかなり遅くなってしまったのですが、今でもずっとあの興奮や感動は忘れられません。

感想は大した事無いのでご了承を。





最初の予告を見た時は哀ちゃんに黒の組織が迫っているように見せかけて何か違う危機が迫っているのではないかと思っていましたが、黒の組織と想像以上に接近戦だったのでコナンが助けてくれるから大丈夫!!と思いつつもハラハラとした緊迫感の中を見守っていました。
ウォッカとは対面や会話もしていましたし、本人だということもバレそうになっていたのでかなり怖かったです。ジンだったら確実に誤魔化すことはできないだろうし、あの場ですぐ哀ちゃんは殺されていたかもしれないなと思いました。キールが危険を晒してまで守ってくれていたことにも感動しました。
ウォッカも無自覚に脱出方法とかを教えてくれていたので「こういう所はバカでありがとう!」とお礼を言いながら見ていました。いつもこんな感じで面倒見が良いんだろうな。
赤井さんと降谷さんは今回こっそりと見守りながら応戦してくれる立場でしたが、コナンに同じタイミングで電話をかけてきた上にコナンがスマホを向かい合わせにして会話させていたことに笑ってしまいました。険悪なものの(主に降谷さんが)お互いへの信頼も感じられる場面でした。
ナオミさんが作ってくれたシステムを知った時は哀ちゃんやコナンにとって不味い予感しかしない!と思いましたが、お陰でナオミさんが哀ちゃんと再会することが出来たので良かったです。哀ちゃんて誰とも関わらず孤独に過ごしてきた印象があったので、こうして哀ちゃんのことを覚えていてくれる人がいることが分かって嬉しくなりました。撃たれてしまったかと思っていたナオミさんのお父さんも助かっていたと分かって安心。お父さんが危なかった時の種崎さんの泣き叫ぶ演技がリアルすぎて一緒に泣いてしまいました。ナオミさんとまた再会する話も欲しいです。
そして、今回のキーパーソンの1人でもあるピンガには衝撃を受けました!哀ちゃんを攫いに登場した時は男装している女性かと思ってしまったのですが、結果的にグレースという女性に成りすまして犯行していたことが分かって大混乱でした。演じていたのが村瀬歩さんだからどちらの性別であっても成立してしまうから仕方ない。と自分を納得させていました。本当に声優さんって凄い(定期)
ピンガは小物感が強かったですが、ジンに追いつきたくて仕方ない組織の弟のような存在で可愛くも思えました。やったことは絶対に許せないですが。既読スルーされたまま消し飛ばされる最後の呆気なさも切なかった。
そして、今回の主役の1人でもある哀ちゃん。その哀ちゃんのことを命を懸けて守ってくれるコナンや蘭ちゃんや阿笠博士には泣かされっぱなしでした。哀ちゃんの危険にすぐ気がついてくれたコナンを始めとして2階から躊躇なく飛び降りて蹴りをくらわしてくれた蘭ちゃん、大事な車が傷ついても全力で追いかけてくれた阿笠博士のカッコ良さに鳥肌でした。映画を見た直後のブログにも書いたのですが、『灰原を狙うカメラ』を見た後だったので阿笠博士が哀ちゃんを家族として大切にしていることが分かって余計に涙が出ました。この場面を見るだけで涙腺が緩む。
そして、クライマックスで今度はコナンを助けに来てくれた哀ちゃんの可愛さに溺死するかと思いました。コナンに対しての表情やモノローグが恋する女の子そのものすぎる…。叶わないことも分かっているし、蘭ちゃんとの恋を見守って応援してくれてはいるけどやっぱり切なさもあります。一緒に見た母が水中にいる哀ちゃんを見て「人魚姫みたいで綺麗だったよね」と言っていて納得だったのですが、哀ちゃんには恋愛云々とか関係なく幸せに過ごしていってほしいです。
そして、ジンから哀ちゃんの正体を撹乱してくれたベルモットがカッコ良かったです。最初に哀ちゃんがブローチの整理券を譲ったお婆さんがベルモットだったとは…。何かあるとは思っていたのですが「そういうことか!」と合致しました。
他にも書きたいことだらけなのですが、まとまらなくなる一方なのでここまでにしておきます。
スピッツさんの「美しい鰭」も含めて最高の映画でした!


来年は平次と怪盗キッドが登場するみたいなので楽しみです!!








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