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→ 2015/12/28 19:31[
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dust box
私が進む妨げとなるものはみんな捨ててしまえということで。
さて、どこから書こうかな。
父親が借金抱えて離婚することになって、母親に兄弟みんな引き取られて母方の実家に移ったあと、かな
それまではごくごく普通の生活送れてたと思うし、まあ愛犬死んだのはなかなか辛かったけどそれはそれで
いつ思い返してみても、あの頃は幸せだったと断言出来るから
ええと、そうだなあ...
母親は当時まだ未熟だったんです
自分でかっこつけて私たち引き取るなんて言い出したんだろうけど、三人なんて自分だけじゃ面倒見切れなくて
そりゃあ実家だし私の祖父母もいたわけだけど、迷惑かけたくなかったんだろうね
面倒なことは一人で背負いこもうとして
兄弟もみんなまだ状況わかってなかったから、あの頃と同様に母親に我が儘言い放題で
まあ結果として母親は何度となく私たちを捨てようとした
なんだかんだで戻ってきたけど
家出するうちに、それをしたら自分が一番辛くなるって気付いたのか母親は家出するのはやめたけど堪えきれずにひたすら私たちに八つ当たりした
ようやくその頃に私たちも我が儘言っちゃいけないんだって気付いた
困らせないようにしないといけない
言いたいことがあってもそれが母親を困らせるなら我慢しないといけないんだって
捨てられたくなかったし
祖父母も厳しい人だったから甘えることは出来なかった
だから学校で甘えたこと抜かしてたけど、まあおかげで周りに人はやってこなかった
自分のこと話したら少しは理解してもらえるかもって思ったけど、でもその時は自分がどう辛くてどういう状況なのかよくわからなくて伝える術もなくて結局バカな話してふざけることしか出来なかった
とにかく「いい子」でいた
毎日のように習い事があったけどちゃんと言ったし、母親の言いつけは全部守った
普通の環境にいる友達に死ぬほど嫉妬したけど、そこに文句言ったって何も変わらなかったから諦めた
私の兄弟である弟二人は私よりずっと臆病で一人じゃ何も出来ないような奴だったから、よく遊びに出掛けたし、私が友達の家行くときも行くって聞かないから連れてったりもした
まあ兄弟にはかなり救われてたな
一番お互いのことを理解できた相手だったからな
当たり前と言うべきなのか分からないけど中学まではほんとクソみたいな性格だったし、そんな自分が死ぬほど嫌いだった
唯一の取り柄が勉強くらいなものだったけど、勉強が出来たからって自慢しても僻まれる一方だったし、家帰っても一言適当に誉められておしまい
んで、なんだったかなあ
親からの手紙をもらうイベント事があって、それを先生から渡されたことがあって
私、そんなものをあの母親が書いたなんて信じられなくて
ありきたりな文章しか書かれてないと思ったら、いっぱい辛い思いさせてごめんねって書いてあって
ふざけんなよ、って思った
母親は私たちに申し訳なく思ってたのに私はずっと母親を恨んでたことがまず腹立たしかったし
こうなってしまったのは元の原因は母親ではないのになんで謝るんだって
まあその時はまだ私たち以上に母親が一番辛かったなんて考えられるほど大人じゃなかった
これは大学入ってからようやく気付いたこと
それから高校入って、自分で出来ることが増えてきたからかなり楽になってきて
母親に対する恨みも無くなってしまったから、ただぼうっと言われたことを何も考えずにやってて
その時もずっと自分のことは嫌いで
一人じゃ何も出来ないクソ野郎だと思ってて
でも、高校に私のこと見てくれる人がたくさんいてさ
嫌ってた自分を好きだよって言ってくれる人がいてさ
ただクラスメイトだからとか、部活の友達だからとかそんなんじゃなくて、ちゃんと私を受け入れてくれて
最初はなんか嬉しすぎて全然実感なかったけど、ようやく自分がどう思われてるのか自覚してきて
いつまでもクソ野郎でいるわけにはいかないなって思って
まあ大学いる間も祖母が脳梗塞で半身不随になったり、母親やら弟やら入院してほんとやりたいことをやっと見つけたのにそれも出来ないのかよって何度も悲しくなったけど
なんとか大学まで来れて
うん、色々あったけど今は落ち着いてる
祖父が死にかけたとか、また母親が入院したとか聞いた時はせっかくここまで来れたのにもうこの生活も終わっちゃうのかなとは思ったけどとりあえず今は大丈夫
それに、もう充分自分の時間を満喫したからいつか何かあって家のために自分の時間を捧げることになってもいいかなって
ほんとに感謝したいことが山のようにあります
大事にしたい人がたくさんいます
まだ上手く自分のこと話せなくてバカなことしかやってないんだけど、まあ追い追いね
とにかくまあ、自分の時間が持てるうちはやりたいことやらなきゃなあ
うーん、これで言いたいこと全部書いたのだろうか
なんかほんと今は幸せなことしかないから特に困ってないし
確かに忙しいけど苦ではないし
まあ書く機会なんてこれからもあるわけだから、今回はこの辺でいいかな
自分のことを誰かに知ってもらえてると不思議と楽なんだよ
だから書いた
いい加減に過去に縛られるのやめようと思って
全部許そうと思って
今幸せだから過去なんてもうどうでもよくてさ
うん、とりあえず締めましょう
来年はもっともっと前に進めたらいいね
まだ将来何するか決めてないんだけど